鐵扇會會名とその思想 | |
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鐵扇會の「鐵扇」は、むかし武士の用ゐた骨組みが鐵製の扇を云ふ。 明治初期、開国和親・文明開化をおしすすめた新政府に異議をとなへ、神道に基づく政を唱へた大田黒伴雄(おおたぐろともお)ら率ゐる神風連(敬神党)の人々は、文明開化の象徴的な風景である電線の下をとほるとき、鐵扇で自らの頭を覆ひ、その下をくぐりぬけた。 鐵扇會の「鐵扇」は、ここに由来する。 すなはち、国際化・情報化の現代社会にあつて、いたづらな拝外主義や国粋主義は別にさしおいても、自らの魂のなかに、こころのなかに、常に「鐵扇」を携帯し、放縦な西欧礼賛に陥ることなく、わが日本民族の先祖の遺風を顕彰し、それをここに受け継ぎ、もつて民族の礎となる皇室の偉徳をお守り申し上げる、この一点に由来するものである。 |
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