昭和60年・中曽根参拝に関する新聞各社の見出し一覧



*頁末に、かんたんな解説を施した。
*中曽根康弘参拝の具体的光景は、「資料一覧」=>「靖国側」=>松平永芳の証言に詳しい。



<< 朝日新聞 >>
7/28 首相、対決懸案に強気
「1%枠撤廃貫く」  靖国公式参拝も意欲
8/1 いまなぜ公式参拝 関係者・識者に聞く
「靖国懇 逆戻りを懸念の声」
靖国懇 公式参拝認める素案
憲法学者らが疑義  紛糾、決着持ち越す
8/7 特集 「靖国問題」 アジア諸国の目
8/10 公式参拝適切に 靖国懇が実現促す報告書
違憲の主張は附記  政府、15日実施へ
民主主義の根幹の問題 性急な首相に不安
疑問だらけ 靖国懇報告 「判例を都合よく解釈」
学者ら指摘 歯止め失う政教分離
私的懇に批判も 危機感深め野党反発
靖国公式参拝容認
思想攻撃明らか 首相へ対決姿勢
軍事大国化へ暴走 各野党抗議談話
「いつか来た道」を警戒
宗派超え 宗教団体抗議
8/11 社説「公式参拝を強行するな」
8/12 外務省アジアの反応注視
靖国  防衛費1%枠問題
非難誘発を懸念
8/13 「違憲の疑い」一転反古 靖国公式参拝
国会での政府答弁 報告書たてに覆す
アジア人民傷つける 中国が批判
学者36人が反対の見解 政府に提出
8/14 首相の公式参拝 表情変えず黙祷一礼
参道は厳しい警備 神社側も平服の「工夫」
野党、憲法論争の構え 公式参拝を一斉に批判
内外に広がる警戒・懸念

靖国公式参拝 各国の反応は?
「大戦を正当化」   韓国
「過去の免罪図る」 東南アジア
「防衛力増強狙う」  ソ連
「参拝要請」を心配  米国
「大戦恥じずと解説」 英国
「反対の談話詳しく紹介」 中国

社説「公式参拝を繰り返すな」
<< 読売新聞 >>
7/26 首相、靖国公式参拝固める 宗教色薄めた形で
8/10 公式参拝宗教色薄め容認 靖国懇報告書
合憲判決根拠に 国民合意の形検討を
社説「靖国神社公式参拝への疑問」
<< 毎日新聞 >>
8/4 社説「なぜいま靖国神社公式参拝か」
8/15 靖国公式参拝 国会無視の「見解」変更
問題多く残し 「見切り発車
8/16 靖国神社公式参拝 野党「国会無視」と追及
政府統一見解の変更 懇談会重視に反発
<< 東京新聞 >>
8/6 社説「公式参拝強行の持つ危険性」
8/15 性急な実施に疑問
靖国公式参拝 「根拠」の説明も不足
<< 日経新聞 >>
8/11 社説「靖国への公式参拝は好ましくない」
8/16 首相と18閣僚 靖国神社公式参拝
「国民の大多数は支持と信じる」首相
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 各社とも中曽根参拝に対して批判的論調が目立つが、とりわけ、当時、中曽根政権と対立を鮮明にしていた朝日新聞社の執拗な姿勢が明瞭に見てとれる。
 そのなかで、海外の反応を取り上げたことは、現在に至るその後の16年を決定する一つの報道様式の確立だったと言えよう。
 しかしながら、「軍事大国化を懸念」「いつか来た道」という表現は、あれから16年たった今日では、すでに無効・無意味な言葉と化してしまっている。PKO法・日米ガイドライン・憲法改正論議といったものもあったが、これらの政治課題は、この昭和60年に騒がれたこととは全く別の必要性やモチベーションから生まれたものであったことを、国民はすでに理解している。
 すなわち、中曽根参拝から16年、「軍事大国化の懸念」「いつか来た道」という当時の表現は、(中曽根が靖国参拝をしても)「そうはならなかった」というその後の歴史によって、政治的なプロパガンダやデマゴーグにすぎなかったということが、すでに歴史の上で明瞭に証明されたことになる。
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contributed
by
Godzilla'sWife, HitoyoshiKimihiko, & Motokida Kura